全然怖くなかったけんですけど・・・
オムニバス形式で3本のアジアンホラー作品が収録されてます。

第一夜 『隣人』
ディラン・クォ主演。ジャッキー・チェンと彼の実息であるジェイシー・チェン共演作『ツインズ・エフェクト2・花都大戦』のパトリック・レオンが監督。　恋人・ジョーを香港に残し、夢を叶えるために台湾へと渡ったイーチェン。しかし、夢半ばで挫折し、ジョーの下へと戻る。そんな彼女を迎えたジョーは複雑な心境だった。翌日、ジョーと隣人・ホウシーとの関係を知ったイーチェンは彼女の部屋に乗り込むが、そこで驚愕の光景を目の当たりにする。そして、ジョーとイーチェンにとてつもない恐怖が襲い掛かるのだが…。
このジョーがかっこいい！
金城武ともこみちを足して2で割ったような・・・
女は怖いのよ！自分勝手だし、執念深いし、変わり身の早さだって凄いんだから・・・霊より怖いのは本当は生きている人間だってことよね！

第二夜『闇』
『DEATH NOTE』の瀬戸朝香主演。監督は、初劇場監督作『ヒノキオ ―HINOKIO―』でも驚異のVFXを披露した秋山貴彦。　結婚を間近に控えた由紀は、ある少年の悪夢に悩まされていたが、ある日からその少年が現実世界にも現れるようになる。恋人・悟史の薦めから精神科医・河合のカウンセリングを受ける由紀。その結果、小学生の頃、自分の母親や同級生が謎の水死を遂げた事件が深い傷となっていることが明らかになる。さらに彼女の口から出てきたのは、当時飼っていたという謎の生物の存在だった。
これはJホラーです！
色々と推理できるホラーなのですが・・・
多重人格ものか？と思わせておいて実は・・・
ラストにどんでん返しが待ってます。
瀬戸朝香もちょっと老けたよね・・・

第三夜『記憶』
パニックアクション『デッドライン』のタニット・チッタヌクンが手掛けたタイ・ホラー。　息子・サンと共に暮らすプランは、尾行の気配や、家を覗かれるような恐怖に襲われ、睡眠薬を欠かせずにいた。そんなある日、彼女にプラウという女性から手紙が届く。その名前に覚えのないプランはプラウのマンションを訪ねるが、彼女がその前日に死んだこと、さらにプランとは親友同士だったことを知る。それを機に自分の記憶を呼び覚まそうとするプラン。そのことが、悲しく、恐ろしい事実に足を踏み入れることになってしまう…。
1番印象に残ったのはこれかな?
渋谷怪談でも語ったのですが、
子供の霊って怖いんですよ・・・
説教の通じる年に満たないものの恨みは
単純で純粋なでけにその思いは強く、大人の言い訳は通じない・・・
やはり子供に嘘をついてはいけません。
愛しんで育てないと・・・

そんなわけで、それぞれがお国柄を引き下げてのホラーです。
アジアのホラーはやはり日本人にも通じる思いが多いので
結構身近な問題として捕らえられますね。
怖くは無いけど、その心情がわかるものが多いです。