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インタビュー・ウィズ・シリアルキラー
過去に重大な事件を引き起こした犯人が獄中から
新たな凶悪犯罪の解明に力を貸すと言うものです。
このパターンの原点はここなのでしょうか・・・

レクター博士のモデルとなった連続殺人鬼、テッド・バンディが活躍するサイコスリラー。殺人鬼・リバーマンの捜査に悩まされる犯罪学者・ケッペルに1通の手紙が届く。それは彼が10年前に逮捕した殺人鬼、テッド・バンディからの捜査協力の申し出だった…。 TSUTAYA DISCASより

「羊たちの沈黙」のレクター博士の原点となったテッド・バンディ事件。その死刑間近の本人が連続殺人事件の捜査協力を申し出る。

この辺りは日本のドラマでも取り入れられたことがあります。
最近ではお決まりのパターンとなってきた気がします。

犯罪学者のケッペルはこの世界に精神がのめりこんで行きます。
もし、自分が殺人犯だったらどうするか・・・
心の闇に自らを投じ事件の真相へと近づこうとしていたのだが、
自分自身をぎりぎりまで追い込むことになっていく・・・

その辺りの駆け引きが淡々と描かれていきます。
サイコスリラーとしては盛り上がりに欠けますが、
これが実際にあったことだと思うと背筋が凍ります。
テッドの指摘は実に見事なプロファイリングとなって行きます。
一体どっちが学者だろう?という感じです。

このときに浮上した容疑者の粘液を保存して、
後にDNA鑑定をしたあたりは現在の捜査への過程を示すようで
興味深く観ました。

映画を鑑賞するというより、学ぶ感じの作品です。
事件に興味のある方にはお勧めです。

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2007/05/31 | 映画の小部屋 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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